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日本語教師 有給インターンシップ
日本語教師 有給インターンシップの特徴
この研修プログラムでは、インターンシップ生ができる限り早く多くの実務経験を積めるように構成されています。
本校は、2002年にインターンシップ生の受け入れを開始して以来、約20年間中断することなく研修プログラムを運営してきまし た。累計200名近くにもなるインターン生を受け入れてきた経験と、その間に行われた様々な試行錯誤の結果に基づき、現在の研修プログラムが運営されています。
最初は授業見学、デモレッスンを行いながら経験豊富な指導教員の元で、現場に即した実践的な指導を受けます。比較的早い段階で適性に応じて、Beginner A(入門)クラスを担当することができます。ご担当いただいたBeginner Aクラスの学習者が進級する場合は引き続き担当を続けていく持ち上がりシステムとなっています。このシステムを通じて、生徒たちと共に成長していく機会を設けています。
また、実務経験のないインターンシップ生が教えるということもあり、ご担当いただくBeginner Aクラスは授業料免除で開講しています。日本語を勉強したくても機会がなかった方など、様々な層の方がクラスに参加されています。
日本語教師を目指す研修生、日本語に興味を持つ生徒、双方にとって非常に有意義な機会となっています。
日本語教師 有給インターンシップ研修プログラムの流れ
この研修プログラムは本校独自のターム(学期)に合わせて行われます。
最初のタームでは、主に授業スキルを身につける実践的な練習を中心に活動し、次のタームから実際に授業を担当していただきます。さらに次のタームから、非常勤講師として様々なレベルの授業で活躍していただきます。
研修プログラム初日
オリエンテーションに参加していただきます。
主に、
- JIC Language Schoolの学校規則
- 教師としての心得
- 研修プログラム参加
に関する契約事項などの再確認を行います。
研修プログラム開始
研修期間中は授業見学、教案・教材作成、模擬授業をしていただきます。
- 授業見学
JIC Language Schoolで働く教師の授業を見学し、JICでの授業の流れやクラスの雰囲気をつかみ、先輩教師から教授スキルを学びます。
実際の授業を見学していただくことで、教案・教材作成の手助けになったり学生の雰囲気を体感できたりと大変貴重な機会です。
- 教案・教材作成
JIC Language SchoolのBeginner Aクラスのカリキュラムに沿って、毎週3時間×6回分の授業の教案・教材を作成していただきます。
作成していただいた教案・教材は指導教員によって細かく添削されながら完成に近づけていきます。
- 模擬授業
作成していただいた教案・教材は指導教員によって細かく添削されます。その添削された教案をご自身で修正していただき、完成した教案をもとに週1回、または2回の模擬授業を行います。
模擬授業後に指導教員や先輩教師からのフィードバックと指導の時間が設定されているので、さらなるスキルアップへつなげることができます。
ターム終了時に研修期間の集大成としてBeginner Aの学習項目の一部で模擬授業を行い、これを最終試験とします。
無事に合格すれば、次のタームから晴れて教師デビューです!
(※不合格の場合は研修期間が延長となります。 )
研修プログラム終了
最終試験に合格したら、次のタームからBeginner Aクラスの授業をご担当いただきます。
(※このターム間も指導教員が教案指導、授業指導等のサポートを行います。 )
3週目のレッスンが終えた時点で、指導教員がご担当されているBegginer Aクラスの授業を確認します。その最終結果によりインターンシップ研修プログラムが終了となり、非常勤講師として様々なレベルでの授業でご活躍していただきます!
無給期間
インターンシップ研修プログラム中は、お給料が発生しません。
無給期間は最終試験後にご担当いただくBeginner Aクラスの3週目のレッスンが終了するまでです。
基本的には上記のレッスンが終了してから有給となりますが、無給期間中の活動の様子、模擬授業チェックの判断によっては無給期間が長くなることもありますので、予めご了承ください。
有給期間
有給への移行は無給期間中の活動と模擬授業のチェックを行ってから、お伝えさせていただきます。